@ニーム 今、世界が注目する樹木「ニーム」


注目を浴びる奇跡の樹木「ニーム」

奇跡の樹木  ニームはインド、バングラディシュあたりを原産とするの樹木で、日本名を「インドセンダン」といいます(学名:Azadirachta Indica A.Juss)。日本や中国に自生する栴檀(センダン)とは同属異種といわれています。インドでは別名「村の薬局」と呼ばれ、約4000年前から薬用ハーブとして利用されてきました。 アーユルヴェーダ(インドの民間伝承医療)では代表的な素材として知られています。
 ほかにも、乾燥に強い性質により砂漠の緑化樹として活用されたり、 種や実、葉など樹の各部位が医薬品やバイオ農薬、肥料、化粧品・石けん、シャンプー、歯磨き粉などの日用品、薪、建材、家具材、お茶、ペット用品など多くの 用途に加工されています。
 さらに、途上国などでは植林に関する作業が地元農民の仕事になり、しかも成長が早いので短期間で樹の部位を販売でき、換金樹木として貧困対策にも活用されています。
 このように多くの活用方法があるため、人間によって世界中に種が運ばれ、多くの国々で現在も植林されています。

■ ニームの性質
 生息範囲  : 海抜0-700m程度 (適温であれば1500m位まで)
 温度帯   : 通常9.5℃-37℃ (平均22〜23℃程度)
 降水量   : 年間450-1200mm程度
          (ただし、9-12メートル以内に地下水脈があれば、年間150mmほどの
           降雨でも育つ)
 土 質    : 水はけの良い土質で、pH 6.2-7.0程度を最も好む
          (ただし、pH 5.0-8.0でも成長する)

ニームの木 ニームの木は成長が早く乾燥に強い
 ニームの木は非常に成長が早く、10年程で直径30cmほどの木に育ちます。その高さは15-20m、なかには35-40mに達するものも珍しくありません。
 また、乾燥にも強く、年間降雨量が400mm程度の地域でも栽培可能なことから、世界各地において砂漠の緑化にも利用されています。
 加えて、ニームの木に生い茂る緑葉は、二酸化炭素の吸着にも優れていると期待されています。

Nature's Drugstore (自然の薬屋さん)
 インドにおいてニームの木は別名「自然の薬屋さん」などと呼ばれています。約4000年前からインドの民間伝承医療(アーユルヴェーダ)などで「ニーム」は薬用ハーブとして利用されてきました。現在では、このニームの持つ薬的効果の科学的研究がインドをはじめとした各地で行われています。

園芸・農業資材としての活用
 ニームの種を絞ったニームオイルは、世界各地で害虫を寄せ付けないために利用されています。これは、ニームの成分の1つである「アザディラクチン」が、虫に対して「摂食障害」「排卵障害」「脱皮障害」をもたらすためとされています。
 また、ニームオイルを絞った絞りかすは「ニームケーキ」と呼ばれ、有機質の肥料として世界各地で利用されております。

その他の活用
 ニームの木は、実・葉・花・種・樹皮などのあらゆる部位が、石鹸・シャンプー・化粧品などの日用品をはじめ、お茶・サプリメント、ペット用品などさまざまな分野で利用されています。また、タイやカンボジア、ラオス、ベトナムなどの一部では食用として利用されることもあります。

ニームについて

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